FAOとは? :: 実現させる人たち :: スタッフに会おう :: マニュエラ・スフェア

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Manuella Sfeir名前
マニュエラ・スフェア

年齢
44

出生地
レバノン、ベイルート

言語
アラビア語、英語、フランス語、イタリア語
肩書
情報システム担当事務員

私がローマに来たのは20年前のことで、レバノンでの戦争から逃れられて嬉しかったです。爆撃や爆発が日常茶飯事になっていました。爆撃の音で、近づいて来るかどうか判断することを学びました。身を隠せるところにはどこにでも隠れました。映画館やガレージによく駆け込んだものです。そのうちに、ベイルートの私たちの家は破壊されました。ただ、幸いなことに、その時、家には誰もいませんでした。

友人から、FAOがアラビア語とフランス語の話せる人を探していると聞いたので、応募してみると、採用されました。ローマに着いたときには、それまでいた所に比べると、別の惑星に降り立ったように思いました。ベイルートは、いろいろな国の人たちとの出会いという点では、まったく閉ざされた環境でしたが、ここでは、あらゆるタイプの環境や文化から来た、それぞれ異なった経験を持った人たちと出会ってきました。

初めてFAOに採用されたときは、事務局長室での勤務でした。私の仕事のひとつは、貧困の削減のためにFAOに助けを求める国々からの通信を処理することでした。まず、アラビア語やフランス語から翻訳しなければならないことが多く、それから、それを処理するのに適切な専門家にきちんと転送します。私たちの助けを必要としている国々の情報を正確かつ迅速に処理するには、当然、責任感が必要です。

現在は、FAOのウェブサイトの仕事をしています。私はずっとインターネットと、インターネットの持つ情報を瞬時に世界中に伝える能力に興味を持ってきたので、FAOがこれを利用する手伝いをしたいと切望していました。

私の仕事は、農業、水産業、林業に関する資料をサイトに掲載することです。この仕事を通して、FAOが関わっている広範囲な活動について読むことができます。農業だけを例にとっても、最近になって掲載した新しい記事は、ブラジルでの改良型農機具の開発や、タンザニアの子どもたちの栄養改善計画、2008年の国際イモ年についての記事です。

現場で実際に活動する人たちのための資料もたくさんあります。たとえば、最近掲載したのは、国が森林を管理するより良い方法や、東アフリカでの水のより良い入手方法、カンボジアの農村の人々の生活改善方法などに関するガイドラインです。こうした情報は、政府の職員が政策立案に使ったり、コーディネーターが援助プロジェクト案を作成するのに使ったり、また、フィールド職員が自分たちの課題をさらに深く学ぶために使ったりします。

私は、世界のさまざまな場所で人々の生活を改善できるであろう情報を普及させる仕事に責任感を感じています。FAOが助ける人々の多くは、内戦で家を追われ、生活のできなくなった人たちです。ベイルートでの経験から、当然与えられるべき食料もなく苦しむ人々を見ると、いまだに心が痛みます。

私は、自分の国の内戦から逃れられ、何らかの形で他の人たちを助けることができて、幸運だと思っています。

Aziz Arya
Pius Chilonda
Lea Jenin
Yanyun Li
Alessandro Lovatelli
Naoko Mizuno
Hivy Ortiz Chour
Jordan Ramacciato
Mohamed Saket
Fatouma Seid
Manuella Sfeir
Elisabetta Tagliati
© FAO, 2008