FAOとは? :: 実現させる人たち :: スタッフに会おう :: モハメド・サケット

Mohamed Saket名前
モハメド・サケット

年齢
56

出生地
チュニジア

言語
アラビア語、フランス語、英語、ポルトガル語
肩書
林業専門官

私は30年以上にわたって林業の仕事に携わってきました。林業は今では私の情熱であり、生活の一部ですが、いつでも何か新しいことを学んでいます。私の仕事の範囲は多くの国々にわたっていますが、どの国も、社会や政治の状況、エコロジー、気候、地理などの面で、次々に変化する様々な課題を抱えています。

私はチュニジア北部の大学に通っていましたが、研究のためには森林地域を活動の基盤にしなければなりませんでした。初めて森林地域に行ったとき、閉じ込められ、罠にはまったような気がしました。帰りたいと思いましたが、友人たちに止められました。時間が経つにつれて、何もかもが変わり、森林にあるものに気づいたのです。それは、最初は隠れて見えなかった、偉大な命の源です。

私はチュニジアの自然に囲まれた地方で育ちました。そこでは、人々は生きるために土地を利用していました。たとえば、木を育て、家畜を飼い、土を大切にして様々な作物を育てていました。私はいつも大地とこうした関わりを持ってきました。たぶん、それがこういう仕事への関心を形作ったのでしょう。

FAOでの私の仕事は、森林の適切な利用に貢献することです。私たちは、樹木を守ることで、環境を守ります。樹木は地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収します。

私は、また、森林が何を生み出し、人々の生活上どんな役割を担っているかを評価する国別の目録作りを手助けする仕事もしています。森林目録の新しい手法を各国に紹介したり、トレーニングを行ったりします。政策決定者に正しい情報を提供することで、今後の政策を決める助けとなります。

懸念すべきことは、開発途上国の森林のほとんどが目録から漏れているため、政府が自分たちの資源に何が起きているかを知らないことです。

たとえば、私は森林や樹木の将来性を評価するプロジェクトの立ち上げを支援しに、ニカラグアに行ってきたばかりです。このプロジェクトの結果は、ニカラグアの政策作りや、国内の貧困問題対策の役に立つでしょう。この目録は、さまざまな樹木の種類の評価も含みます。これによって、商業価値のない木を切らないようにすることができるのです。

私たちが支援しているもうひとつのプロジェクトは、ホンジュラスで、森林が地域社会のためにどんな産物をもたらすかについての調査です。その調査結果は、森林には木材になる木がたくさんあるという以前からあった確信が覆され、政府の森林研究所が新しい調査結果に基づいて政策を練り直しているところです。

私たちは、また、果物やハーブ、スパイスなどの食料源の供給が、採りすぎによって危機に陥らないよう気をつけて、評価をします。

Aziz Arya
Pius Chilonda
Lea Jenin
Yanyun Li
Alessandro Lovatelli
Naoko Mizuno
Hivy Ortiz Chour
Jordan Ramacciato
Mohamed Saket
Fatouma Seid
Manuella Sfeir
Elisabetta Tagliati
© FAO, 2008