飢餓 :: 地図(ハンガーマップ)

車で旅行するとき、私たちは目指す所にたどり着くために地図を持って行きます。そして、私たちは皆、誰もが十分食べられて、健康的な環境の世界を目指そうとしています。FAOは、その道しるべとなる地図を作る手助けをしています。

FAOが作る非常に重要な地図の一つが、飢餓が最も深刻なところを示す世界地図「ハンガー・マップ」です。ハンガー・マップのサイトに行って、見てみてください。

けれども、FAOでは他の地図もたくさん作っています。ふつうの地図に載っている山、河川、道路、都市、国境といったものを示したものもあります。しかし、FAOは、加盟国に代わって、森林、水資源、気候パターン、生育期、営農システム、土地被覆、人口なども地図に載せています。FAOでは、世界の海とそこに住んでいる様々な水生生物の地図まで作成しています。

こうした地図は、農業、林業、そして水産業がどのように環境と関わっているかを示します。このような情報は、農業を計画する上で大変重要です。

しかし、こうした地図を作るのは簡単ではありません。膨大な量のデータはもちろん、生のデータを画像に変換するコンピュータ技術も必要です。これらの地図を作るために、FAOでは地理情報システム(GIS)と呼ばれるシステムを使っています。各国が発展のための独自の道を見出す助けとなる地図を作成できるように、各国と連携して、国別の地理情報システムを開発しています。

宇宙からの画像

地図とともに、地球の表面の衛星画像も、食料生産と環境の関係についての重要な情報を私たちに与えてくれます。それも、素晴らしい画像です。衛星からのデジタル画像は、干ばつ、洪水、ハリケーン、そしてバッタの襲来の後に、特に役に立ちます。各国は、それによって被害の程度を知り、復興計画を立てることができるのです。

FAOは独自の衛星を持ってはいませんが、各国が衛星画像を入手する手助けをしています。また、画像の解析の仕方や、農業や環境の計画への利用の仕方についての指導もします。

地図を見てみよう!

地図や衛星画像に興味があるなら、FAOの国別プロフィールおよび地図情報システムのサイトを訪ねてみてください。国ごとに興味深いカラフルな地図が豊富にあります。

さらに詳しい衛星画像が見たければ、FAOの世界食料情報早期警報システム(GIEWS)のサイトを訪ねてください。食料危機に直面している国々のデジタル画像をはじめ、開発途上世界のあらゆる地域の衛星画像を掲載しています。

加盟国と一般向けのサービスとして、FAOは、色々な所にある、幅広い分野の地図や衛星画像を集めて提供するジオ・ネットワークを創設しました。ジオ・ネットワークはこちら。

© FAO, 2008